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福山市の医療・福祉事情

公開日: |更新日:

福山市の医療・福祉事情はどうなってる?

福山市に住むにあたって、気になるのが医療・福祉だという方もいらっしゃるでしょう。このページでは福山市の医療・福祉事情について、夜間診療所の有無、子どもの医療費、介護施設の整備状況といった観点から紹介していきます。福山市に実際に住む方の口コミも載せていますので、合わせてチェックしてみてください。

福山市の医療事情

夜間診療所

福山市では「福山夜間成人診療所」と「夜間小児診療所」の2施設が整備されており、夜間の急病、ケガの応急的な診療を受けることができます。夜間成人診療所は、文字通り成人の軽症患者を対象にした夜間診療所です。福山市医師会をはじめ、松永沼隈地区医師会、府中地区医師会、深安地区医師会、井原医師会の医師らが協力し、交代で診療を行っています。

一方の夜間小児診療所は、これも文字通り、夜間における子供さんの急病(内科的疾患)の診療を行っている施設です。毎日19時~23時まで、福山小児科医会の小児科医師が年中無休で診療を行っています。

子供の医療費

福山市では、子どもが病院にかかったときに支払う保険診療費の自己負担分(窓口負担)の一部を助成する、「子ども医療費助成事業」を実施しています。中学校3年生までの子供を対象に、医療費の一部を助成するというもので、子どもを持つ親御さんには嬉しい制度と言えるでしょう。

患者は1医療機関につき1日500円(500円未満はその金額)を窓口で支払い、通院の場合は4日、入院は14日までと、毎回同金額を負担するだけで治療が受けられます。そして規定の期間を過ぎてからは、同一の医療機関における負担分は無料になります。

子どもの医療費助成を受けるためには、対象年齢や所得制限などの要件を満たす必要がありますので、福山市の公式HPをチェックしたり役所に問い合わせて確認しておきましょう。

福山市の介護施設

福山市には、2021年3月現在で200ヶ所以上のデイサービス(通所介護)と、60ヶ所以上の老人ホーム(軽費老人ホーム・養護老人ホーム・地域密着型特別養護老人ホーム・特別養護老人ホーム)が開設されています。施設の数は充実していると思われますが、施設によって設備のスペックや充実度、スタッフの対応範囲は異なります。

福山市の医療・福祉に関する口コミ

不妊治療費助成

福山市は、体外受精または顕微授精を受けた夫婦に対して治療に要した費用の一部を助成しています。また、令和3年1月1日治療終了分から、さらに制度拡充を行ったようです。以下、制度拡充についての詳細画像です(引用:福山市公式サイト(https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/kosodate/257.html)

福山市不妊治療助成費
引用元:福山市公式HP(https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/kosodate/257.html)

福山市のPCRセンターについて

福山市の医療機関

独立行政法人国立病院機構福山医療センター

地域の中核病院として、地域完結型医療を目指している、独立行政法人国立病院機構福山医療センター。2020年には地域がん診療連携拠点病院に指定され、さらに日本機能評価機構認定病院になりました。基幹病院でありながら地域に根差した密着型の医療に、感染対策を徹底しながら取り組んでいます。医療圏は広島県域では福山、府中、尾道、三原、岡山県西部の井原、笠岡も含まれ、その対象人口は80万人に及びます。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策としては、正面玄関を18:00~翌7:50まで、夜間(救急)入口を終日閉鎖する他、面会を原則禁止するなどの措置をとっています。

日本鋼管福山病院

「誠意と思いやりを持ち、”最幸の医療”を提供する」ことを理念としている、日本鋼管福山病院。地域の中核病院として標榜診療科16科を擁し、地域の診療所や医療機関などとの連携や、医療相談支援などを行う、地域連携室も備えています。医療の質と患者の満足度を高めるため、地域社会の医療ニーズや医療政策の方向性及び制度の仕組みをしっかりと見極めて、地域医療に貢献していきたいとしています。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策としては、受付および検温の開始を8:00からとし、密集を防ぐため入り口前ではなく社内で待ってもらえるようにアナウンスしている他、マスク未着用、フェイスガード、マウスシールドの着用での入館は不可、面会も禁止です。

医療法人社団大仁会 大石病院

患者とその家族が満足できるような治療、ケア、院内協力、他院との連携を行っている、医療法人社団大仁会 大石病院。「仁の精神」、つまり人命を愛することを基本理念にしています。診療科はリハビリテーション科、放射線科を含む8科で、この2科については部門も設立されているほど。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策としては、緊急時や手術、病状説明などの病院が許可した場合を除き原則面会禁止とし、入院患者への荷物の受け渡しも、受付スタッフで預かるようにしています。

福山城西病院

患者が理解できるように丁寧に説明し、自己選択を尊重する医療の原則徹底に努める福山城西病院。患者の「害」を小さくして「利得」が大きくなる診断を行い、治療法を選択出来るようにと、真摯に医療活動に取り組み、地域の介護福祉施設や医療機関との連携を推進し、地域の専門的中核病院を目指しています。診療科目は9科です。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策としては、2020年2月の時点では面会禁止はしていませんでしたが、マスクの着用や手指の消毒、発熱や咳などの症状のある場合は面会禁止や、面会簿に記入と健康チェックを受けるなどの入館規制を設けていました。

福山第一病院

「人間愛」を理念に掲げ、急性期から在宅医療まで、トータルな医療サービスの展開をしている福山第一病院。常に医療水準の向上に努め、患者の気持ちを第一に考え、安心して満足できる医療を提供する病院づくりをしています。診療科目は、内視鏡科、整形外科を含む4科。そのうち内科では、非常勤医による専門外来を、週1~2回行っており、予約制です。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策としては、病院側が必要と判断した場合以外の面会、及び不要の入館を全面禁止としている他、院内共有部の定期的な消毒や、飛沫防止の透明なシートの使用など、院内で出来る対策も講じています。

福山市民病院

質の高い安全な医療で『安心と生きる力とやすらぎ』を地域に提供することを基本理念とする、福山市民病院。また、地域の基幹病院として医療人の育成にも努めている他、地域の医療機関とも連携し、急性期医療の充実に貢献しています。診療科目は、麻酔科・がんペインクリニックを含む27科で、幅広い医療を提供しています。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策としては、開館および閉館の時間を変更し、従来より対応時間を短くしている他、入口を絞り、入館時に必ず検温するシステムです。面会禁止や、里帰り出産の場合は帰省後2週間の自宅待機など、それぞれ様々な対策を講じ、公式サイトにて掲示しています。

セントラル病院

地域から愛され、信頼される病院を目指している、セントラル病院。高齢化施設とも連携を深めている他、日本外科学会研修施設、癌治療認定施設でもあり、外科化学療法室を備える、地域密着型でありながら高機能な病院です。診療科目は大きくは9科。施設内に人間ドック・健康管理課、地域医療連携室も備えています。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策としては、病院側からの依頼があった場合を除き、病室への入室、面会禁止としています。また、外来診療においても予約のない紹介の場合は診療できない場合があるなど対策を講じており、公式サイトで大きく掲示をしています。

福山記念病院

地域から親しまれ、信頼される病院を目指す、福山記念病院。地域医療とリハビリテーションをふたつの柱にし、日々信頼される医療への研鑽に努めています。地域医療では訪問診療・リハビリなどの在宅医療やグループ内だけでなく、それ以外の介護施設とも強い連携を行っています。特にリハビリテーションに対しては脳神経疾患や整形外科疾患の回復期リハビリテーションを、急性期病院と連携して行っている他、病院内でもリハビリの視点で医療・看護・介護の実践をしているそうです。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策としては、入院患者への面会を当面の間禁止しています。

三宅会グッドライフ病院

整形外科を中心とした、急性期医療を担っている、三宅会グッドライフ病院。地域のニーズに応えられるさらに質の高い医療を提供する為、2015年に新築移転し、さらなる医療機器の導入や、施設面の充実などを図り、「誠実な医療」「心ある医療」を提供できるよう努めています。地域の医療機関、福祉・保健関連施設との連携し、継続した医療を行えるようにと、地域医療連携室も擁しています。診療科目は8科目です。令和2年度には、救急医療功労病院広島県知事表彰を受賞しました。
公式サイトには新型コロナウイルス感染拡大防止対策の記述はありませんでした。

楠本病院

急性期から慢性期、在宅医療まで、地域住民の幅広い医療ニーズに応えようと努めている、楠本病院。院内の組織運営を日々高め用と務めるだけでなく、外部医療機関とも連携し、患者やその家族の希望を考慮できるような体制を構築しています。また、院内においても、患者を中心に相互に協力補完し合うチーム医療を目指し努めているとのこと。診療科目は12科で、日本医療機能評価機構認定病院となり、2007年に認定されてから、5年に一度の更新を続けています。
公式サイトには新型コロナウイルス感染拡大防止対策の記述はありませんでしたが、相談窓口の案内や、飛沫防止のエチケットの啓蒙などを行っていました。

   
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