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福山市の土地価格の相場について調査しました。
家を建てるためには、まずは土地探しが必要です。そこで気になるのが、土地の価格帯。家を建てるかどうかは土地の価格次第、という方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、福山市内の土地価格相場を調べた結果をまとめています。ぜひ、予算を考える参考にしてみてください。
福山市全体の土地価格(2020年)の平均は、1m²あたり62,155円です(参照元:土地代データhttps://tochidai.info/hiroshima/fukuyama/)。
では、エリアごとに平均地価を見ていきましょう。エリア別地価トップ5は以下のようになっています。
エリア名 | 地価平均 |
---|---|
福山駅 | 136,576円/1m² |
東福山 | 77,100円/1m² |
松永 | 56,027円/1m² |
備後本庄 | 51,933/1m² |
万能倉 | 49,025円/1m² |
平均を上回るのは福山駅周辺、東福山の2エリアのみなので、このエリアを外れると土地価格はかなり抑えることができます。
では、福山市ではどんな家が建てられるのでしょうか。新築の事例をご紹介します。
塗り壁とレッドシダーの風合いのある家
引用元:加度商
http://www.kadosho.com/co_photo/c4ca37f7304a398aba4a8909-20.html
これらの土地価格は、実際の不動産取引の実勢価格とは多少異なることがあります。
また、不動産を購入する場合には、不動産会社の仲介手数料や司法書士への報酬、住宅ローンの利子、各種税金、保険など、さまざまな費用が必要になります。不動産会社とよく相談して、土地購入にかかる費用を具体的に算出してみましょう。
土地選びの基本ともいえるのが、通勤・通学に便利かどうかです。交通機関や路線の数以外には、朝晩のラッシュの時間帯にどのくらい混むのかも調べておくといいでしょう。最寄り駅へのアクセスも重要です。また、徒歩での通勤・通学なら、通り道は明るいか、街灯はあるかなども調べておく必要があります。
銀行や郵便局などの日常的に使う施設のほか、病気や怪我などの緊急時に備え、病院が近辺にあるかどうかも土地選びの際には重要です。
ほかにも休日を過ごすための図書館やスポーツセンターなどの公共施設、市役所やその出張所などの所在や開館時間もチェックしておきましょう。
現在の住環境ももちろん重要ですが、将来的な住環境も見据えておきましょう。現時点ではそれほど栄えているわけではない土地でも、再開発や公園の整備などが行われていれば、将来的には活気のある土地になる可能性が高いのです。
家のどちら側に隣接道路があるかによって、自宅の利便性は大きく異なってきます。
例えば、北側の道路に面している家Aと南側の道路に面している家Bがあるとします。一般的には道路が南側の場合、水回りは逆側となる家の北に配置されます。
Aの家は道路が北側にあり、道路からガス管や水道管が近いので工事費が安いのに対し、Bの家は家の北側から道路が遠いので工事費は高くなるのです。必ずしも南向きの家がお得とは限らないので、こうした点にも注意しておくべきでしょう。
隣接道路については、高低差も考えておくべきでしょう。家を建てる予定の位置よりも道路の方が高いと、水が道路の方に流れていきません。低い土地ですと、お金をかけて家を建てる前に土地の高さを上げる必要があるのです。
さらに、高さを上げるために持った土が流れていかないように、周囲をブロック塀やコンクリートで囲まなくてはいけなくなります。もちろんそれには費用が掛かるので、できればそうした工事が必要ない土地を選ぶべきでしょう。
水道やガス管といったライフラインは、一般的には道路の中に埋設されています。
問題となるのは、道路から家の敷地の中にライフラインが伸びているかどうかという点です。家の敷地の中に、どんな種類のライフラインが入っているかを事前に調べておきましょう。
敷地内にないライフラインについては、アスファルトを切って敷地内にライフラインを伸ばさなくてはいけないので、当然その分費用がかさみます。費用の負担を抑えるため、ライフラインが敷地内に伸びている土地を探すのは、土地選びのコツのひとつです。