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高断熱・高気密の基準となるC・Q・UA値の数値を公式HP内で公開している住宅会社を紹介。※2021年8月時点の調査情報を元にしています。
坂本建設工業は、天然素材や無垢材での家造りを得意としている注文住宅会社です。手掛けているモデルは「和モダン」「ナチュラルカントリー」「エコスタイル」の3種類となっており、いずれも自然素材をふんだんに用いて健康被害にも配慮したものとなっています。住宅以外にもオリジナルの家具も施工しているほか、現地見学会やモデルルームも展開しているので足を運んでみるといいでしょう。
坂本建設工業では、自給率100%を目標とした高機能住宅で、高い断熱性能や耐震性能を持っています。ヒートショックの防止、室内温度の均一化などの機能で、快適な暮らしを維持してくれるのです。
引用元:坂本建設工業公式HP(https://sakamotokk.co.jp/kansei/こだわりの家-†-レッドシダー-鎧張り-†/)
レッドシダーの鎧張りがアクセントとなっている事例です。内装にはアイアン製のシーリングファンと階段の手摺がおしゃれな雰囲気を醸し出しています。また、室内は10畳用エアコン1台で家中を快適な温度に保つことができます。
会社名 | 坂本建設工業株式会社 |
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所在地 | 広島県福山市駅家町大字大橋1005-1 |
一条工務店は「家は、性能」にこだわる家づくりにより顧客から選ばれ続けています。
オリジナルの太陽光発電「夢発電システム」により、初期支出0円で大容量太陽光発電システムの搭載が可能、高断熱構造「外内サブル断熱構法」や全館床暖房の搭載などといった性能面で特に優れた住宅づくりを行っています。
さらに、一般的にはモデルハウスは住宅のよい部分を見せるためにオプションを含んだりして見せますが、一条工務店では「モデルハウス仕様」が「標準仕様」になっているなど予算内で想像以上の充実設備を標準搭載しています。
また、創業以来続く実大実験の歴史に裏付けられた免震住宅においても、安心できる住まいを提供しています。
引用元:一条工務店公式HP(https://www.ichijo.co.jp/example/fudo/楽しむ子育住宅、明るくオープンな間取りの家。/)
思い切り子どもが遊べる家にしたいと作られた住宅で、キッチンからリビングダイニング、その先のテラスや庭まで見渡せるオープンな間取りが魅力です。
ダイニングの上は吹き抜け空間で明るい空間を演出しています。
会社名 | 株式会社一条工務店 |
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所在地 | 東京都江東区木場5-10-10 |
大畑建設は地元を愛し、木にこだわりながら半世紀にわたって快適な住まいを追求し続けている工務店です。
顧客と共に想いを込めて建てる家を、将来的にも価値のあるものにしたいという願いから「Ohata Project」として高性能でハイセンスな家づくりを行っています。
一生に何度もない家づくりだからこそ、絶対に後悔しない住宅となるよう日々努力をされています。職人集団がこだわり抜いた本物の素材を使い、安心の施工技術により自由に個性を表現できる住宅づくりを行い、世界にたった1つの家を顧客と共に作り上げていきます。
耐震性や省エネ性、快適性、住み心地もとことん追求した家を標準仕様として提案しています。
引用元:大畑建設公式HP(https://www.ohata-k.jp/works/2668)
ナチュラルで優しい印象のカラーでコーディネートされたおしゃれな外観で、玄関が正面道路から見えない設計になっています。
広々としたリビングで伸び伸び過ごすことができる住宅になっています。
会社名 | 大畑建設株式会社 |
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所在地 | 広島県福山市瀬戸町長和1569-1 |
充填断熱とは、建物を構成する柱同士や壁などの躯体の隙間に断熱材を充填する方式の断熱工法です。メリットは、外張り断熱工法に比べて費用を抑えられる点です。また、断熱材の種類を選ばないので、ほぼすべての断熱材を用いることができます。
デメリットは、躯体の隙間に断熱材を充填する方式である以上、躯体のつなぎ目を避けながら断熱材を配置しなくてはいけないので工事が煩雑になりがちな点です。
外張り断熱は、名前の通り家を支える柱の外側に断熱材を貼り付ける方法です。柱からの熱の出入りがないので充填断熱に比べると断熱性能が優れているのがメリットです。デメリットは、分厚い断熱材を用いたときや地震で揺れたときに断熱材がずり下がってしまうことがあるので、それを防ぐための工事が必要な点です。また、ある程度厚い壁が必要なので、狭い土地に建てた家の場合充填断熱に比べて室内面積が狭くなることがあるのもデメリットです。
外張り断熱を行う場合は、グラスウールなどに代用される防蟻性の高い断熱材を用いるのがいいでしょう。
付加断熱は、充填断熱と外張り断熱両方を行う方法です。充填断熱もしくは外張り断熱だけの場合に比べて、より高い断熱性能を得られるのが大きなメリットです。しかし、その分どうしてもコストが高くなってしまいます。
繊維系断熱材の充填断熱だけでは不十分な場合や、発泡プラスチック系断熱材の外張断熱では断熱効果が得にくい場合など、付加断熱による施工が選ばれます。
「断熱」とは、建物内で温められた、もしくは冷やされた熱が屋外に逃げるのを防ぐため、熱を伝えにくい素材を用いることです。そのため、「素材の断熱効果が高いかどうか」は「熱をどれだけ伝えにくいか」となります。そして、素材の断熱効果の違いは熱伝導率の数値によって判断できるのです。
現在、各種断熱材の中でもっとも断熱効果が高い、つまりもっとも熱伝導率が低い素材は、旭化成建材のネオマフォーム(外張り用断熱材)で、その熱伝導率は0.020w/mkという非常に低い数値です(※)。優れた高断熱素材を探す場合は、この数値をひとつの目安とするといいでしょう。ただし、断熱材を選ぶ際には熱伝導率だけでなく厚さも考えなくてはいけません。
※参照元:旭化成建材公式HP(https://www.asahikasei-kenzai.com/akk/insulation/neoma/line_up/neoma_form/index.html)
「気密」とは、建物の隙間を減らすことで屋外の温度変化の影響を受けにくくすることです。隙間の多い建物だと、外の熱い・冷たい空気が屋内に侵入しやすくなり、外気の影響に弱くなります。そのため、屋内の温度を一定に保つためには建物の気密性を向上させる必要があるのです。また、気密性が高いと換気も計画的にできるようになります。
建物を高断熱化するのであれば、同時に高気密化も行う必要があります。なぜなら、高断熱でも気密性が低いと結局屋内環境は外気の影響を受けて暑くなったり寒くなったりするので、断熱性能は意味がなくなってしまうからです。高気密と高断熱はいわば2本の柱であり、どちらか片方だけがあればいいというものではないことを覚えておきましょう。
注文住宅会社にはそれぞれ特徴や得意不得意があり、一概に特定の会社がもっとも優れているとは言えません。しかし、住宅における相当隙間面積を表す数値である「C値」が、優れた注文住宅会社を探す一つの目安になるでしょう。
C値は、その建物の気密性を示す指標となる数値です。この数値が低いほど気密性が高いことになるので、注文住宅会社を探す際には、その会社のホームページを調べたり直接聞いたりしてC値を知っておくのがいいでしょう。C値が1以下というのが一つのラインで、0.7以下だとかなり高い気密性が確保されていると言えます(※)。
※参照元:タカノホーム公式HP(https://takanohome.com/blog/5941/)