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ここでは、福山の工務店の中でも坪単価が低いとされている3社が延床面積40坪で建てた場合の住宅を比較しています。総コストが安く抑えたいのであれば、標準装備の充実した工務店にお願いすると良いでしょう。
・坪単価40万円の施工会社
・延床面積40坪の物件
・建物価格1,600万円
ここでは、上記の条件に合致した2社を紹介しています。
シンプルなデザイナーズ住宅が定評のハッピーホーム。上質なデザイン、快適な居住空間を提供する一方で、適正価格の家を提供するためローコスト住宅にも注力しています。
とりわけ、福山市の工務店「もみじハウス」と提携したローコスト住宅は、777万円から建てられるとあって人気です。
このほか、1,000万円台で木造注文住宅が建つ「サイエンスホーム」と提携したプランや、自社ブランドでセミオーダー住宅の「REQUE」などのローコスト住宅も提供しています。
高台にある平屋のローコスト住宅
引用元:ハッピーホーム公式HP(http://www.happyhome-seleq.jp/works/test/)
ローコストながら、大胆な外観と、シンプルモダンな室内の注文住宅となっています。ベッドルームにあるロフトや、ゆったりとした和室など、満足度の高い家です。
会社名 | 株式会社ハッピーホーム |
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所在地 | 広島県福山市南手城町4丁目7-16 |
アウルホームのローコスト住宅は、あくまで資金計画を大切にした家づくりが基本。「コストをデザインする」という考え方がアウルホームにはあり、コストコントロールの上に暮らしを引き立てるデザインをつくり出すことをモットーとしています。
ローコストながら、安心感のあるベタ基礎、強度の高い集成材を使った安全な家づくりが可能です。
スタイリッシュで洗練されたスタイリッシュモダン
引用元:アウルホーム公式HP(http://www.owlhome.co.jp/owlexample/278)
片流れの屋根がアクセントになっている、スタイリッシュなシンプルモダンの家。空間にゆとりを持たせ、使いやすい生活動線の工夫をすることで、おしゃれさだけでなく快適な暮らしをも実現しています。
会社名 | ワウハウス株式会社 |
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所在地 | 福山市南蔵王町6丁目12番22号 |
注文住宅を建てる際には、坪単価に注目して予算を立ててみるといいでしょう。
坪単価とは、「一坪あたりにかかる建築費」のことで、家を建てるハウスメーカーや工務店によって異なります。
坪単価を公表しているところもありますが、家の本体価格しかわからない場合は、家の価格を延床面積(建物の床面積の合計)で割ることで、坪単価を計算することができます。
坪単価がわかれば、建てる家の面積からおおまかな建築費用を導き出すことができます。
福山にあるハウスメーカーでは、どのくらいの坪単価になるのか、メーカーごとの参考価格をご紹介します。
タマホーム | 30~80万円 |
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アウルホーム | 40~60万円 |
クレバリーホーム | 50~80万円 |
アキュラホーム | 45~65万円 |
アエラホーム | 39.8~55万円 |
各メーカーの参考価格によると、坪単価の相場は50万円程度ですが、最低価格が30万円代のところもあれば、最高価格が80万円になるとこもありさまざまです。
これは、坪単価の出し方がハウスメーカーによっても異なり、明確な決まりがないためそうなるので、どこまでが坪単価に含まれるのかを事前に確認しておいたほうがいいでしょう。
たとえば、坪単価以外に地盤改良費や運搬費用、各種工事費などがかかることもあるので、一概に坪単価が安ければいいというわけでもありません。
また、建築に使われる材料や人件費、広告費なども含まれるので、大手のハウスメーカーでは全体的に高めの傾向にあります。
なぜハウスメーカーによってこれほど坪単価に差があるのかというと、その秘密は宅建士にあります。
家を建てる際や不動産のやり取りには宅建士(宅地建物取引士)の資格を持っているかどうかが問われることも多いですが、宅建士の資格が必要となるのは重要事項説明と書面の記名押印、書類の交付のみとなっているので、注文住宅の販売においてはハウスメーカーの営業担当者が資格を持っていないことも多いのです。
重要事項説明に宅建士が必要な時には外部の資格保持者に委託しているところも多く、その場合は手数料が発生するためにかえって費用が上乗せされてしまうこともあります。
宅建士は不動産の売買には欠かせない資格で、土地や建物についての知識が豊富ですので、注文住宅を建てる際にも安い土地の探し方や家の建て方についてのアドバイスをもらい、結果的に建築費用のコストを下げることにつなげることもできます。
なるべく安いコストで注文住宅を建てたいなら、宅建士の資格を持つ人がいるかどうかも考慮してハウスメーカーを探してみてはいかがでしょうか。